俺という人間は彼が全部知ってる
俺は人の嫌なところを見るとその人が嫌になってしまう
そんな減点方式の中で嫌いになれない人物がいる
高林幸汰である
幸汰とは中学、高校と6年間共に野球に取り組んだ
家族絡みの付き合いが多く、弟の大暉とは大学でも共にプレーしている
俺が幸汰の尊敬できるところは誠実さである
裏表がなく、その真っ直ぐな目には濁りがない、おそらく幸汰には嘘をつくことができないだろう笑
人付き合いの上手い幸汰は男女問わず友達が多い
それを俺は羨ましく思っていた
思ったことをすぐ言ってしまう自分は交友関係をうまく築けず、一人でいることがある
そんな俺をいつも繋げてくれたのは幸汰であった
取り扱うことが難しい俺を上手に扱ってくれたのは後にも先にも幸汰だけだろう
もはや職人技だ
あまり口にはしないが感謝してることが多い
長い長い人生
これからも色々な人と繋げてくれるのは幸汰だろう
そう信じてる
俺という一匹狼を可愛がってあげてな